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2004/04/16

「トーク・トゥ・ハー」「陰陽師Ⅱ」

 この落差はどうよ? な組み合わせの2本。

 「トーク・トゥ・ハー」は2002年にゴールデン・グローブ、外国映画賞やアカデミー脚本賞などの栄冠に輝いた作品。昏睡状態の女性を看護する二人の男、くらいの予備知識しかなく視聴。
 交通事故で昏睡状態のままの、若く美しい女性を献身的に4年間も世話を続ける看護士。競技中の事故で昏睡状態に陥った女闘牛士を見守る恋人。そんな二人は互いの境遇を語り合ううち、友情を育てていく。
 献身的な看護士の看護の裏側には、元気だったときの女性への「愛」があるのだがこれがほとんど「ストーカー」。女性の立場で言わせて貰えば、こんなヤツに献身的に看護されても・・・という、一種気味悪ささえ感じてしまった。この看護士、「愛」が高じて昏睡状態のままの彼女を妊娠させてしまうのだが、この件にいたってはもう嫌悪感しかない。この看護士の言う「愛」といったものが、実に押し付けがましく自己愛にのみ完結しているようで、なんだかなぁと思ってしまう。確かに昏睡状態の恋人(この場合好きな相手だが)ならば、不平不満も言わず思い通りに出来て「理想の恋人」なのかも知れないが。

 で、「陰陽師Ⅱ」。
 幾度も裏切られて痛い目を見ている邦画。やっぱりと言うかなんちうか(泣)。
 都で夜毎起きる鬼が人を襲う怪事件を晴明と博雅が解明に乗り出す、という話。出雲の大和朝廷への復讐譚に日本神話が絡んできてなんだかワケの判らない方向へ。前作ほど「術」を駆使するでなく、日曜朝のお子様の特撮番組じゃあるまいに、「鬼」に変じた少年は着ぐるみ姿だし・・・。思わず泣きそうになっちゃった情けなくて。
 前作がそこそこヒットしたんで、と言うわけでもないだろうが2時間ドラマでも充分な映像。そここにちりばめられた晴明と博雅の掛け合いが妙に「寒い」。原作者の夢枕獏がシナリオ作りに参加したとあるが、それなのにこのていたらく。原作のファンである私には実にツライ115分でありました。

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コメント

 ホントなんで邦画はこんな風になっちゃったんでしょう(泣)。ここまで来るともう制作費とかスタッフとかの問題でなくて単純に「やる気あんのかぁ!!」と思ってしまいます。
 原作に胡坐をかくな、と私は言いたいです。おまけにほとんどコケるし。くすん。

 製作体制等の要素を考え、もともと駄目だろうと思う映画はわざわざワーストとは言わない…つうか言っても仕方ない。そういう意味では、昨年劇場で観て間違い無く今年のワースト1!って思ったのが『陰陽師Ⅱ』でした。1本目も誉められたもんじゃなかったし、決して期待はしてなかったんだけど、邦画メジャーがそこそこ…というより邦画ではかなりの規模・スタッフで作りながら、こんなものなのがとっても悲しい。2時間を切る上映時間が、倍以上に感じられたっす。

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