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2013年12月

2013/12/19

ネタバレ?注意「ゼロ・グラビティ」

興奮してツイートしフォロワーも少ないし平気かなと思ったけど、不特定多数の目に触れるということを完全に失念。反省。
で、ブログなら書いても平気なのかな?
こんな過疎に訪れる物好きも少なかろうと思って書いているが、なかなか「程度」の判断が難しい。


「ゼロ・グラビティ」
3D視聴で宇宙酔い(笑)。臨場感があって良かったけど、悲しいことに向いてないのかもしれない。
「音」の使い方がよくできてると思った。
宇宙空間では確かに振動するもの(空気)が無いので、どれだけ物がぶつかりあおうとも破片が飛んで来ようとも音はしない。

生命の起源は隕石に含まれるアミノ酸とかなんとかを記憶していたせいで、宇宙から海へ、海から腹這い(四つ脚)で這い出て立ち上がり(二足歩行で)陸地に立つ所で新しい命の誕生・進化(再生)をイメージした私はきっと変人です。

2013/12/18

作風が似るのは親子だから?「アンチヴァイラル」

クローネンバーグと言えば、青春時代いろいろお世話になりました。「スキャナーズ」から始まって「イグジステンズ」までが私的に黄金期。神経に障るキモさが大好物。
そのクローネンバーグの血統を正しく受け継いだかのような彼の息子、ブランドン・クローネンバーグによる本作。色味を排除したような、白と黒と血の赤の画面。無機質な感じが寒々しい。

著名人本人から採取された病気のウイルスが商品として取引され、それをマニアが購入しては体内に注射する近未来。注射技師シド(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)は、持ち出した希少なウイルスを闇市場で売りさばきつつ、自身も究極の美女ハンナ(サラ・ガトン)のウイルスを投与していた。そんなある日、ハンナが謎の病気で急死したのを機に、異様な幻覚症状に襲われる。未知のウイルスの宿主でもあるからなのか、何者かに追われるようにもなったシド。休むことなく続く幻覚と追撃に疲弊する中、彼は自分を取り巻く陰謀の存在に気付く。(シネマトゥデイより)

キモい。いろいろキモい。

マニアといえば若干聞こえはいいが、ゴミ漁りどころか感染症まで欲しがる究極のストーカー行為。著名人たちの細胞(?)を培養して作るステーキ肉を売り買い。肉なのでもちろん喰うわけだが、カニバリズムとの境目が曖昧。これも究極のストーカー行為の果てなのか。血肉まで同一化したいという欲望なのだろうかサッパリ理解できない。
私に理解できなかろうが商売になるので、主人公は闇市場で稼ぐため自分の体内にウィルスを隠して会社から持ち出す。この行為が主人公をピンチに陥れるわけだが、切羽詰まっていたとはいえ得体の知れないウィルスを体内に入れるなど、もうアホかとバカかと。
案の定、致死性の未知のウィルスだったわけで今度は自身が商品の対象となってしまう。

ライバル企業の陰謀だとか死の偽装だとかあるが、結局主人公は生き残り新しい「商品」を売り続ける。
最後まで人間性を丸無視された著名人ハンナ。死んでからも(厳密には死んでないが)新しいウィルスを作る物体として存在し続ける。

グロいというより針が痛々しい、注射が嫌いになる映画でした。


2013/12/17

クロニクル

ごく普通の生活を送っていた高校生たちが、突如として超能力者として覚醒したことから思わぬ事態に。
画面はアンドリューがまわすカメラの映像を中心としたモキュメンタリータッチになっている。

何故地面の穴に「あんなもの」があってそれで超能力者になるのかの説明は一切無い。それは本作では物語が始まる上での些末なきっかけに過ぎないからだ。
低予算ながら自動車を次々と跳ねのける超能力の描写に加え、十代の日常や心情をリアルに描いたドラマ部分もなかなか良く出来ていたと思う。

同じ能力を手に入れても、リア充と非リア充とでは捉え方がまるきり違う。前者はあくまでも日常の延長。後者は段々と万能感に支配されていき、最終的にはまるで某ムスカのように自分のことを頂点捕食者と言い出す始末。
最後の枷が外れて暴走する有様は「キャリー」に通ずるものがある。誰の言葉も届かず死ぬまで止まらない。
本作のアンドリューとキャリーの共通点、両者とも家庭環境が最悪。親がまともだったら少しは違っていたかもしれない。

普段大人しく抑圧されている者が能力(チカラ)を持つととんでもない事になる、というお話。抑圧されていればいるほど心の闇は暗く深く、最終的には自分を含む全てを破壊してしまわないと治まらない。

視聴後、なんだかとても哀しい気持ちになる作品でした。


2013/12/07

エレベート>エレベーター>エレベーテッド(エセ三段活用)

シチュエーションスリラー祭り、とりあえず「エレベーター」「ATM」の2本。後者は思いのほかガッカリだったので「エレベーター」を。
ネタバレ有りなので注意。


ホラーやスリラーには持って来いの小道具。見知らぬ他人と否応にも接近ししかも(監視カメラがあったりするものの)ほぼ密室。


ウォール街の超高層ビルで、最上階のパーティ会場に向かう華やかなセレブたちを乗せたエレベーターが停止してしまう。乗客たちはエレベーターが動き出すのを待っていたが、突然、1人の乗客が「爆弾を持っている」と告白。助けがくるのかも、どこに爆弾があるのかもわからない状況の中で、人々は次第にパニックに陥っていく。


最初は単なる機械の故障だが、途中から明らかに人災。
こういう時は大抵パニクったヒステリー女がトラブルメーカーになるのだが、本作では経営者の孫の高慢な女児がその役割。エレベーターパニックものの定番「ぶった切り」が起こったのもこの娘のおかげ。


爆弾を持ち込んだ乗客が突然死。調べてみると爆弾は身体に装着していて解除どころか外すのも不可能。いつ爆発するのかもわからない。
後半いろんな過程を経て爆発までの残り時間が10分と判明。そこで乗客の取った行動が死体の身体から爆弾を取り外してエレベーターの隙間からそとへぽいっと捨てること。
それでその取り外す方法というのがぶっ飛んでいて、死体を真っ二つにするというもの。

言い出しっぺの口の悪いシニカルなコメディアンは結局手を下せず経営者の男が死体を切断して行く。一応映画の山場だが作業は淡々と進んで行く。
極限状態での判断だがいきなりのスプラッタ。
画面下で行われるので直接的な描写はないが、「内臓を掻き出せ」だの、小さいナイフで切断できない背骨を「外す」時の会話がグロい。物理的には正しい方法だが身体の上下を持って何度もひねるとか。状況が分かっていれば映像に頼らず言葉だけでもグロさが伝わるとは。


無事切断が終わったところでようやく救助が到着する。
これがまた「なんで?」というような中途半端な隙間からの救出。それでも次々救出される中、狭い隙間から出られない太った男が残されてしまう。爆発までののこり時間が少ないことで死を覚悟した男。
みんなが助け出されりゃ自分も!と思うのは人情だが、デブなのに潔くてかっこいいぜ。
エレベーターの中は血と臓物と排泄物でエライ有り様だったと思うが、どのみち爆弾が爆発、残されたデブも一緒に吹っ飛んでしまうのでそれは些末な出来事か。

緊迫感は「エレベーテッド」には及ばないものの、閉鎖された空間内での群像劇としてはなかなか面白い作品だった。


追記:「エレベーテッド」は初版の「キューブ」にオマケで入っていた短編。エレベーターものの中では一番怖かった。

2013/12/05

もがいてます

冬は何故かダウナーな雰囲気が作用して気分も落ち込みがち。
普段は何ともないちょっとしたことで地味に凹んでみたり、またその状態が結構持続して軽い不眠状態に陥ってしまう。
これが数日続くと本格的にヤバくなるので、なんとか気分を浮上させようと気分転換になりそうなことを色々試してみる。

うん。あかん。これは大変マズイ。

何を試しても面白くない。これはプチ鬱まっしぐらコースだ。

数年前に陥った時は自力で脱出したが、現在は体の衰え=精神の衰えでなかなか思うようにいかない。こういう時はむしろ下手に何もせず、美味しいものを好きな物をたらふく喰ってアニソンガンガンかけてだらだらするに限る。
またこういう状態の時は、他人の不幸をやたらメシウマと感じてしまうので注意。
そんでいろんなヤル気も削がれてるので、料理の失敗が増える。焦がす忘れる手抜きになる。自身が食いしん坊なのでそれがさらに気分降下に拍車を掛ける。

沈んだ気分は底まで沈みきってしまえば後は浮かぶしかないのだが。
未だ沈んだ底の、その底が抜けたことはないのでその時がちと怖くもあるがまあなんとかなるでしょ。

2013/12/02

ハンターゲーム(タイプミスではありません)

ヒット作品が出現すると、その亜種が大量発生するのは映画の世界ではよくあること。レンタル店に行き、その怪しげな題名と怪しげなジャケットにB級大好き心をくすぐられ、大層痛い目に遭うのもよくあること。寧ろ痛い目に遭わないほうが奇跡。

ということで"ハンガーゲーム"ならぬ「ハンターゲーム」であります。

近未来の地球で繰り広げられる命懸けのゲームを描いたSFサバイバルアクション。西暦2052年。汚染された地球を離れ、スペースコロニーで快適に暮らす人々の最大の娯楽は、地球に取り残された人々を狩る究極のサバイバルゲーム“ハンターゲーム”だった。(TSUTAYAより)

サバゲー乙。
スペースコロニーだの汚染された地球だの設定は確かにSFっぽいが、マンハントの場面はどう見ても汚染されてるとは見えない、緑の青々と茂った森の中だし。
狩られる方の人たちはなぜか中世っぽく女性は半裸。パツキンだしお色気担当なのかもしれないが、おっぱい以外は顔がゴジラ。失格。
しかも武器は手製の槍や弓矢。
狩る方に至ってはナニカのシールドに護られてる設定だが、光学迷彩などとは程遠いまるでゴミ袋を被ったかのようなCG加工。全体を覆うのは銃弾も跳ね返すほどのシールドのはずなのに、何故が口の中が弱点らしくて口を撃つと呆気なく終了。
余りのあんまりな出来に、途中早送りで観るという禁じ手を使ったので違ってるかもしれん。

とにかく全体的に「ハンガーゲーム」の完全なパクリ。

オマージュとかリスペクトとかインスパイアとかそんなレベルでなく、ラストの尻切れトンボ具合まで酷似。
パクってもいいけどせめて作品として完結させろよと小一時間。

B級どころかZ級、いやランク外の作品でやっぱり痛い目に合いましたという、王道のオチがつきましたとさ。

SPEC~結~ 爻ノ篇

前回の嫌な予感(開始何十分かが前回のおさらい)は回避されたものの、物語は雑誌「ムー」も真っ青なトンデモ展開に。

いや元々そういう話なんだが。

八咫烏にソロモンの指輪にガイアの意思にリセットされる世界、パラレルワールドにゲートキーパー、精神体などなど、中二病的なキーワードがてんこ盛り。
私的には非常にオイシイが、話がてんこ盛りすぎて少々詰め込み過ぎな感が否めない。

前回の漸ノ篇を観なくても充分話は通じる。漸ノ篇はむしろ野々村係長スペシャルだった。
わざわざ前後編にせずとも2時間半くらいに凝縮して一本の映画にして欲しかった。

とにかく当麻と「セカイ」の対峙シーンが冗長過ぎる。ドラゴンボールのセルとの闘いのように長い。
ラスト作品なので、今までのいろんなものを回収し辻褄合わせをしないといけないから仕方ないが解説乙の時間が過ぎて行く。

「地球(ガイア)にとって人間は害悪でしかない」「人間の根源的な感情すなわち愛だ。」
何時も何処かで聞くフレーズ。
(利己主義で欲望まみれの人間はこのままでは終わりだでも根元的なところでは愛に満ちているし希望はある。)要約するとこんなところか。

マンガやアニメで散々使い古された命題にめまいがしそうな捻くれ者の私。
この時の私の表情はきっと能面のようだったであろう。
TVシリーズからずっと観てきたので、一応結末が知りたかったための映画版視聴であったが少々拍子抜けしてしまった。
一応ハッピーエンド。どうせなら滅亡→リセットルートでもよかったが、それじゃああんまり暗すぎるか。

追記:本作監督の堤幸彦作品は「トリック劇場版」も完結。specでさり気なく「まるっと」番宣してたのを忘れない(笑)


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