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2013/12/18

作風が似るのは親子だから?「アンチヴァイラル」

クローネンバーグと言えば、青春時代いろいろお世話になりました。「スキャナーズ」から始まって「イグジステンズ」までが私的に黄金期。神経に障るキモさが大好物。
そのクローネンバーグの血統を正しく受け継いだかのような彼の息子、ブランドン・クローネンバーグによる本作。色味を排除したような、白と黒と血の赤の画面。無機質な感じが寒々しい。

著名人本人から採取された病気のウイルスが商品として取引され、それをマニアが購入しては体内に注射する近未来。注射技師シド(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)は、持ち出した希少なウイルスを闇市場で売りさばきつつ、自身も究極の美女ハンナ(サラ・ガトン)のウイルスを投与していた。そんなある日、ハンナが謎の病気で急死したのを機に、異様な幻覚症状に襲われる。未知のウイルスの宿主でもあるからなのか、何者かに追われるようにもなったシド。休むことなく続く幻覚と追撃に疲弊する中、彼は自分を取り巻く陰謀の存在に気付く。(シネマトゥデイより)

キモい。いろいろキモい。

マニアといえば若干聞こえはいいが、ゴミ漁りどころか感染症まで欲しがる究極のストーカー行為。著名人たちの細胞(?)を培養して作るステーキ肉を売り買い。肉なのでもちろん喰うわけだが、カニバリズムとの境目が曖昧。これも究極のストーカー行為の果てなのか。血肉まで同一化したいという欲望なのだろうかサッパリ理解できない。
私に理解できなかろうが商売になるので、主人公は闇市場で稼ぐため自分の体内にウィルスを隠して会社から持ち出す。この行為が主人公をピンチに陥れるわけだが、切羽詰まっていたとはいえ得体の知れないウィルスを体内に入れるなど、もうアホかとバカかと。
案の定、致死性の未知のウィルスだったわけで今度は自身が商品の対象となってしまう。

ライバル企業の陰謀だとか死の偽装だとかあるが、結局主人公は生き残り新しい「商品」を売り続ける。
最後まで人間性を丸無視された著名人ハンナ。死んでからも(厳密には死んでないが)新しいウィルスを作る物体として存在し続ける。

グロいというより針が痛々しい、注射が嫌いになる映画でした。


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