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2013/12/07

エレベート>エレベーター>エレベーテッド(エセ三段活用)

シチュエーションスリラー祭り、とりあえず「エレベーター」「ATM」の2本。後者は思いのほかガッカリだったので「エレベーター」を。
ネタバレ有りなので注意。


ホラーやスリラーには持って来いの小道具。見知らぬ他人と否応にも接近ししかも(監視カメラがあったりするものの)ほぼ密室。


ウォール街の超高層ビルで、最上階のパーティ会場に向かう華やかなセレブたちを乗せたエレベーターが停止してしまう。乗客たちはエレベーターが動き出すのを待っていたが、突然、1人の乗客が「爆弾を持っている」と告白。助けがくるのかも、どこに爆弾があるのかもわからない状況の中で、人々は次第にパニックに陥っていく。


最初は単なる機械の故障だが、途中から明らかに人災。
こういう時は大抵パニクったヒステリー女がトラブルメーカーになるのだが、本作では経営者の孫の高慢な女児がその役割。エレベーターパニックものの定番「ぶった切り」が起こったのもこの娘のおかげ。


爆弾を持ち込んだ乗客が突然死。調べてみると爆弾は身体に装着していて解除どころか外すのも不可能。いつ爆発するのかもわからない。
後半いろんな過程を経て爆発までの残り時間が10分と判明。そこで乗客の取った行動が死体の身体から爆弾を取り外してエレベーターの隙間からそとへぽいっと捨てること。
それでその取り外す方法というのがぶっ飛んでいて、死体を真っ二つにするというもの。

言い出しっぺの口の悪いシニカルなコメディアンは結局手を下せず経営者の男が死体を切断して行く。一応映画の山場だが作業は淡々と進んで行く。
極限状態での判断だがいきなりのスプラッタ。
画面下で行われるので直接的な描写はないが、「内臓を掻き出せ」だの、小さいナイフで切断できない背骨を「外す」時の会話がグロい。物理的には正しい方法だが身体の上下を持って何度もひねるとか。状況が分かっていれば映像に頼らず言葉だけでもグロさが伝わるとは。


無事切断が終わったところでようやく救助が到着する。
これがまた「なんで?」というような中途半端な隙間からの救出。それでも次々救出される中、狭い隙間から出られない太った男が残されてしまう。爆発までののこり時間が少ないことで死を覚悟した男。
みんなが助け出されりゃ自分も!と思うのは人情だが、デブなのに潔くてかっこいいぜ。
エレベーターの中は血と臓物と排泄物でエライ有り様だったと思うが、どのみち爆弾が爆発、残されたデブも一緒に吹っ飛んでしまうのでそれは些末な出来事か。

緊迫感は「エレベーテッド」には及ばないものの、閉鎖された空間内での群像劇としてはなかなか面白い作品だった。


追記:「エレベーテッド」は初版の「キューブ」にオマケで入っていた短編。エレベーターものの中では一番怖かった。

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